ミドルスキッド | ピストでスキッド編02

ミドルスキッド

中腰スキッドともいいます。
ロングスキッドほど長い距離を滑り続ける訳ではなく、どちらかというと制動メインのスキッド。
ロングスキッドに比べて体のポジション&荷重もフロント寄りになり過ぎない、"ミドル"なポジション。
それがミドルスキッド。


ロングスキッドに比べるとき、ミドルスキッドは若干脚力も必要になるかも。

「ロングスキッドはちょっとビビるけど、脚力は自信あるぜ」って方は、こちから練習するのもいいかもしれません。


ミドルスキッドの方法

ピストバイクに乗る際、ミドルスキッドをマスターすると何かと便利なんで、覚えておいて損はありません。

僕なりに感じたことメインでの説明ですが、何かの足しになればと思います!


コツ その1

速度をつける

馴れれば低速でもできます。けど、練習の際はそこそこ速度をつけてから行う方がやりやすいです。

ミドルスキッドはロングスキッドと違い、体のポジション(重心)が、サドルとステムの中間位に来るので、荷重はリア寄りになります。


ロングスキッドとの大きな違いは、この「荷重がかかる位置」です。ロングスキッドはフロント荷重なので、リアタイヤと地面の摩擦(グリップ)が弱まることでリアが滑りやすくなりますが、ミドルスキッドはリア寄りの荷重になるため、リアタイヤと路面のグリップ感が強くなります。よって、クランクの回転を止める(ロック)するために、若干脚力が必要になります。


慣性の法則

若干とはいっても、軽めのギア比でなければ最初は結構リキまないとロックできません。そこで、練習の際はまあまあな速度をつけてやることで滑りやすくします。"慣性の法則"ってやつですね。スピードの速さとスキッドのかけやすさは比例します。


コツ その2

引き足がとっても重要

とっても重要です。引き足。

「サドルから腰を浮かし、トップチューブ中央位に腰を移動。そしてミドルスキッド!」

となるわけですが、このとき、後ろ足で踏ん張るだけではスキッドはかかりません。顔面落下コースです。


ピストバイクでミドルスキッドをするとき、"前足の引き上げ"がとっても重要なんです。ロングスキッドでの前足の引き上げは、ほとんど"キッカケづくり"にすぎませんが、ミドルスキッドに於いては違います。


"前足の引き上げ"でキッカケを作り、さらにそのまま"引き上げ力"を弱めない事。"チョン!"と引き上げるのではなく"グググイっ!"と引っ張りあげてやります。同時に、後ろ側に来てる脚はしっかりとペダルを下に踏みつけてください。上がってくるペダルを壊す勢いで「オラァ!」と踏んでください。


一連の動作としては、

―――――

1:サドルから腰を浮かし、トップチューブセンターに。荷重はリアに残す

2:前側の足は、しっかり上側"引き上げ方向"に引っ張り上げる

 :前脚の"引き上げ"を弱めず、ほぼ同時に後ろ側の足はペダルを下側に"踏み締める"


3:ミドルスキッド!

―――――

となります。


滑る感覚がつかめたら、後ろ側(ペダルを踏みこむ)の脚を軸にするように腰を入れて、リアを横に振ってみましょう。リアに角度を付け、路面に対してリアタイヤを斜めに鋭く突き刺すイメージです。

こうすることで更にスピードを殺して止まることができます。

あとなにより、かっちょいいです。



コツ その3

クランクの位置を意識する

下の画像を見比べてみてください。


先ずは

【ロングスキッド】



そして

【ミドルスキッド】


見比べた時、クランクの角度(前足と後ろ足の位置感)がビミョー――に違います。

踏み込みを開始するタイミングが若干違うんですね。


ロングスキッドに於いては、後ろ足は"踏む"というより"突っ張る"ニュアンスが強めなのに対して、ミドルスキッドでは後ろ足で"がっつり踏む"感覚になります。

スピードが乗ってきたら、BBを中心に左右のクランクが地面と水平になるとき、引き上げ&踏み込みを行うと力が掛かり易いかと思います。



それから

もちろん、背筋はしっかり伸ばしてください。頭を下げたり猫背になるとうまくいかないうえ、転倒のリスク大!です。


なかなか力の入れ具合が分からないときは、路面が軽く濡れている雨上がりの路面で試してみたり、ゆるい下り坂で練習するのも◎。


ただ、あまり無茶はしないでくださいね笑




以上、つたない感じですが、ミドルスキッドのご紹介でした。

次回は、スピード調節にも役立つ、個人的には使用頻度の多い【ショート(スキップ)スキッド】について更新予定です。


前回の記事「ロングスキッド」についてもリンクを貼っておきますので、宜しければあわせてどうぞ!

▶前回の記事:ロングスキッド | ピストでスキッド編01はこちら

【ピストでスキッド | ショートスキッド】はこちら


※練習はくれぐれも無茶をされず、見晴らしのいい広い場所で行いましょう



miki











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