使うほど味が出るレザーグリップ|ブルックスの経年変化

ブルックスのレザーグリップ

自転車のハンドルを持つ時、持ち手の部分には"グリップ"が付いている場合がほとんどでしょう。

鉄のトラックハンドルに"あえて"バーテープもグリップもつけないスタイルも見た目シャープでかっこいいですが、なんせ滑ります。

特にフラットハンドル(ライザーバーも)には、グリップもしくはバーテープを巻いた方が安全面ではもちろん、見た目にもメリハリがつくので、装着するグリップやバーテープはぜひともこだわりたいところです。


これまでハンドル&グリップ関連の記事も更新してきましたが、この辺りのカスタムは気軽に行える場所なので、いろいろ試行錯誤してみるのもいいと思います。


さてそんなハンドルグリップについてですが、クラシックモダンな印象をあわせ持つ”レザーグリップ”は個人的にはオススメしています。


中でも、レザーのものづくり系自転車パーツといえば。

有名ブランド[BROOKS(ブルックス)]ですね。


実際のところ、僕のブルックス使用歴は半年弱です。しかし、どっぷりとはまる魅力があります。


それは今回のテーマ、[経年変化]です。



レザー(本革)の経年変化

本革の製品は、時間が経つと色味/質感が変化していきます。もちろん傷もつきます。

これを経年変化といいいます。"エイジング"とも。かっこいいですね。


そもそも本革は、素材として使うために加工が施されます。いろんな加工の仕方がありますが、代表的なのは

  • タンニン仕上げ(なめし革)
  • 染料仕上げ(皮に染料を浸透させる)

があります。

それぞれ経年変化の方向性が違います。

タンニンの場合、成分に含まれる"渋(しぶ)"の成分が紫外線や空気に触れて参加することで風合いが変化します。

染料の場合は、もともと皮の風合いが活かされた仕上げで、使い込むほどにツヤ感や色味の質感が深まっていくものになります。


さて、"グリップ"といえば、基本的に素手で直に触るパーツです。加えて自転車はアウトドアなプロダクトです。

その分、汗や空気と触れ合う機会は圧倒的に多いんです。


実際にレザーグリップの経年変化の様子を、次の項でご覧ください。



ブルックスレザーグリップの経年変化

以下の写真を見比べてください。

まずは新品の状態です。

これを半年弱ほど使用して、このようになりました。

いかがでしょうか。

光の加減もあるとは思いますが、明らかに質感が変わっています。


力がかかる場所(おもに指がかかる箇所)は特に色味の変化が顕著です。

明るいハニーブラウンに変化し、またツヤ感も出てきています。


わかりやすい部分だと、グリップの"BROOKS"の刻印の部分をご覧ください。

ここはブランド名が打刻され、レザーに凸凹が作られている状態です。つまり、刻印部分はあまり直接手が触れる機会がありません。摩擦もかかりづらい場所です。

なので、新品な状態に近い色味を保っています。


その他の箇所と見比べると、かなり色味の濃淡が出ているのがお分かりになるかと思います。



ブルックスのグリップは使い込まれて深みが出る

このように、レザーグリップはしっかりと"経年変化"が見てとれます。

新品の状態にはない美しさ、使い込まれた証です。


このような変化は、レザー以外の素材ではなかなか得られるものではありません。

もちろん、グリップ性能やその他機能性、グラフィックの豊富さなどに関しては、レザー以外の素材に軍配が上がります。

そもそもレザーグリップは、パーツカテゴリの選択肢自体があまり多くはないです。


その中で、ブルックスのレザーグリップはカラーバリエーションやレングスのラインナップにも幅があり、何せ[老舗]の英国ブランドです。


正直値は張ります。趣味性が高いです。

しかし!その分満足度も高いプロダクト。


財布やシューズ、アウターなどのアパレルや小物に本革レザーを選択するように、ある意味コーディネートにこだわる感覚で。そんな気分でブルックスのレザーグリップを愛車に取り入れてはどうでしょうか?


付き合うほどに深みが増すグリップ、なかなかありませんよ。


miki

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