ピストバイクの選び方|初心者におすすめなのは安め?高め?

ピストバイクの選び方

あけましておめでとうございます。

今年も一年間、楽しく安全なピストライフを満喫していきましょう。


2019年初投稿、えらく間が空いてしまいました。

年末年始は何かと多忙で満足に乗れなかった人も多いのではないでしょうか。

僕もその一人です。


だって。。こんな場所ではピストどころか車もまともに乗れませんからね。笑


さて、今年も一年間、がんがん乗っていこうと思う訳なのですが。

今年から「ピストバイクに乗ってみたい!」と考えている方も多いと思います!


けど、「どう選べばいいのか分からない!」という方も多いと思います。

実際、僕も最初は全然わかりませんでした。

今日は、そんな「ピストバイクの選び方」について。

僕の個人的な考え方がメインですが、ぼちぼちと書いていこうと思います。


さて、先ず選ぶ基準となるのは。

何かを買おうと思うとき、洋服にしろ、靴にしろ、はたまた家の家賃にしろ。

ずばり。「値段」じゃないでしょうか。

「値段」は重要な一つの基準になるかと思うわけです。

「より安く!より良いものを!」と、誰しも思うのではないでしょうか。


前置きが長くなりましたが、「値段」を基準にしたピストの選び方を考えていこうと思います。

(極端に安い謎メーカーは除きます)



「高い」ピストバイクVS「安い」ピストバイク

「高いモノ」と「安いモノ」の違いはなんでしょう。

それは「モノの価値」の違いです。

なにを当たり前な。。となるところですが。笑


さて、コレをピストバイクに当てはめるとどうなるか。

この「当たり前」が必ずしも当てはまりません。


「高いピストバイク=ハイエンドモデル」は、もちろん、使われる素材やノウハウなど、間違いなく「モノの価値」は高いのかもしれません。

間違いなく良いものです。絶対的な性能の良さもあります。

けれど、必ずしもいい事ばかりとは限りません。


対して。


「安いピストバイク=エントリーモデル」は、「モノの価値」が低いかといえば、そうとも言い切れません。

もちろん、高いものと比べた時に劣る点も多々ありましょう。

しかしながら、手に入れやすい以外に、充分なメリットも存在します。


ここからは、「高いピスト」と「安いピスト」、それぞれの「良いところ」&「う―――んなところ」を掘り下げていきましょう。


先ずはざっくり箇条書きにします。


高いピストバイク

A:良いところ

・安いものに比べると、グレードの高い素材が使われている

・重量が桁違いに「軽い」

・各部の仕上げ、精度が高い(ものが多い)

・単純に、モノとしてかっこいい(主観)


B:うーんなところ

・軽量な分、パイプが薄い(だからと言って、すぐには折れたりしませんしけれども)

・気楽に乗れない(実際、盗難も多いです。。)


C:ざっくりまとめ

そもそも高級モデルはレース仕様に近づきます。

安いフレームに比べてパイプも薄め。経年の使用に向きません。

何年間も街乗りすることを想定したものではありません。


競技場外での、段差や細かい曲道がたくさんある街中で乗る分にはちょっとしんどいかも。

乗り味"硬め"なものも多いので、膝、腰、手首を中心にガンガン反動も来ます。

乗り方を覚えるまではちょっと大変かも。


使用するパーツも、ある程度のグレードの物を使う方が宜しいかと思います。

変に安価なパーツを投入すると、案外悪目立ちしたり。。

しかし。

とにかく無条件に「カッコイイ」。

そもそも"ピストバイク"自体に付きまとう様々なデメリットですら、その見た目がカバーしてくれます。

所有すること、乗ること。それ自体が刺激を与えてくれます。

▲NJS(競輪フレーム)はオーダーすると、フレームセットで大体16万前後。

▲エアロなアルミフォルムが美しい「Kissena」。文句なしのカッコよさ。。

【Kissenaの過去記事はこちら



安いピストバイク

A:良いところ

・何といっても手に入りやすい

・割とタフ。(極論なハナシ、ママチャリなんてノーメンテで平気で2年3年乗れますしね)

・疲れずらい(カッチカチの素材ではなく、弾性のあるクロモリなどが使わていることが多い)


B:うーんなところ

・重い。プレーン菅(厚みが均一のパイプ)を使っていることが多い

・極端に安いモデルは、メジャーなサイズ規格のパーツが使えないことも。

・精度が低い。タイヤのセンターが出ないとか、チェーンラインがズレてるとか。。


C:ざっくりまとめ

安め/普及帯価格のエントリーモデルは、総じて高額モデルと比べて「重い」です。

競技ではなく、一般ユーザーの「街乗り/普段乗り」を想定するからです。

しかしながら、これはメリットでもあります。重たいプレーン菅はタフです。

そうそう折れたり壊れたりしてくれません。タフネス。タフガイ。

トリック練習もしてみたい人にはおススメですね。


安いだけあってフレームの精度は低めです。が、しかし。ぶっちゃけ日常生活で困るレベルではありません。

ママチャリより断然スピードも出るし、うかつに高いフレームでは手を出しずらいメンテナンスやカスタムなど、"自身でイジったり"する楽しみも教えてくれましょう。


6万円~10万円までの割と安価なエントリーモデルは、案外と選択肢が多いです。

しかも。割と仕上がり精度の良いものや、軽量なモデルも増えています。

実際7万円前後の完成車を選べば、よほど粗悪なものはありません。

日常使いの足として、気楽に長く付き合う事が出来るでしょう。

▲乗って遊ぶのにはGOODなエントリー価格の「カーテルバイク」

▲「エントリーモデル」とは違うけど、フレームセットで6万円くらいの「サーリー」。

イジリがいのあるナイスなフレーム。【サーリーに関する過去記事はこちら



値段から見える「モノの価値」と「用途」

ここまでで、「高いピスト/ハイエンドモデル」と「安いピスト/エントリーモデル」のそれぞれの良い点と微妙な点を挙げてきました(主観たっぷりに笑)。

値段の違いから見えてくるものは、簡単に言えば「用途」だと思います。


値段が高くて速くて軽いピストは、普段乗りより競技向け。レーシングモデルといえるでしょう。

重くてタフでいじりがいのあるピストは、競技には使えなくても、良い相棒になりますね。

そこで自身がピストに求めるのは何なのか。


速さなのか、長く使える頑丈さなのか、カスタムなどのイジり甲斐なのか。

普段の足にしたいのか。それとも競技の機材として使いたいのか。

あわよくば、それら全部の用途に応えるものが欲しい!とか。


丁度いい塩梅の物を探すと、自然と10万円前後のエントリーバイクは最的だと思えます。

逆に、極端に高い/安いモデルはおススメできません。


巷には2万円くらいの【安い】を売り文句にしたピストも存在します。しかも新品で。

これらのモデルは見た目こそピストバイクのそれですが、、素材も組み上げも決していいものとは言えません。

コストが安いという事はそれなりの理由があります。よく通販などで安価な完成車を購入すると、

グリスがほとんど(あるいは全く)使われずに組まれていたりします。なんなら最初からパーツが固着してたり、、

なんてことも。

安い上に直ぐに調子が悪くなるようでは、愛着がわきませんね。


逆に、初めてのピストでいきなり高額なモデルも考え物です。

まあ、普段からロードバイクなどのスポーツ車に乗っていたりする方なら問題ないかもしれません。

けれど、これまでスポーツ自転車に乗ったことがない方は、せっかく買ってもそもそもの使い勝手が気に入らなければ倉庫の肥やしになりますし、「高額だから長持ちする」っていう考えで取り扱うものでもありません。

高級なハイブランドのTシャツは、良質な生地を使い、最新のデザイン(意匠)があるから高いのです。繊細です。ウン万円するディオールのオーガンジー生地Tシャツよりも、ユニクロの無地Tは丈夫です。(極端すぎますか。笑)


モノの価値は、素材、精度やパーツのレベルだけではなく「幸せになれるかどうか」です。

高級なものだろうが、エントリーバイクだろうが、自身のスタイルに合えば十分幸せになれます。


どれだけ高級でも、物置にしまってホコリをかぶれば意味がありません。

どれだけ安くても、しょっちゅう壊れてれば修理代&パーツ代もかさみます。そのお金でもっといいものが買えたはず。



結果。「予算と自身のライフスタイルに向き合う」

用意できる予算と、自分のライフスタイルに向き合えば、自然と選択肢が絞られてくると思います。

予算は、まあ有れば有るほどいいわけですが。。笑


少なくとも3万円前後の完成車は避けた方が宜しいかと思います。

せっかくピストを始めるなら、ある程度知れたメーカーの物が絶対的におススメです。


定番中の定番、「Fuji(フジ)」の「Feather(フェザー)」だって、イジリがいがあって長く乗れるモデルです。

【「フェザー」の過去記事はこちら

人気の「LEADER BIKE」も10万円までくらいの完成車があります。アルミらしい加速をしっかり感じられる「CURE(キュア)」も、いいですね。


大体この辺りのエントリーモデルで7万~9万前後。

まずはこの辺りの値段帯で、自身のライフスタイル(どんな風に乗りたいのか)、そして車体の見た目(ここ重要。)を中心に選べば、しっかりいいモノが定まってくると思います!


初めてのピストバイク。妥協せずにゆっくりじっくり探していけば必ずいいモノと出会えます。


miki

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